また麻生さんが失言したそうですね。
★麻生またまた失言「80歳過ぎて遊び覚えても遅い」
「高齢者は働くことしか才能がない」
麻生太郎首相の失言爆弾がまた炸裂した。
先週末の講演で「高齢者は働くことしか才能がない。
80歳を過ぎて遊びを覚えても遅い。元気な高齢者をいかに使うか」と述べたのだ。
これまで、「麻生リスク」と呼ばれる数々の失言・暴言を繰り返してきただけに、
総選挙の首相遊説にも影響が出そうだ。
首相は解散後、日本経団連などの支持団体回りや限られた講演はこなしている。
25日夕も仙台市で開かれた自民党政経セミナーで講演、
衆院解散から4日後の初の地方遊説で、事実上の第一声となった。
ただ、有権者に幅広く訴える街頭演説は行っていない。
首相周辺は「遊説依頼は来ている」というが、
選挙戦のマイナスとなる「麻生リスク」を犯す候補者がどれだけいるのか。
政治評論家の浅川博忠氏は「首相はユーモアのつもりで話しているのだろうが、
基本的に高齢者や弱者に対する配慮が欠落している。
自身の特権意識も見え隠れする。公衆の面前で話すタイプの政治家ではない。
こういう逆風の時は危なくて、遊説に呼ぶのは、自身の派閥の若手などごく一部だろう」と語っている。
zakzak http://www.zakzak.co.jp/top/200907/t2009072702_all.html
出たよ、お得意の言葉尻だけ捕まえて無理矢理ネガティブキャンペーン。そこ、絶対発言の中で重要なところじゃないだろ。
評論家というのも楽な商売だよね、適当にウケが良さそうなこと言っておいて、別に責任も負わなくて良いんだから。
ちゃんと発言の全体を押さえれば、至極真っ当で、これからの社会を考えた発言なのがわかるはず。
以下、要旨。
麻生太郎首相が25日に語った高齢者に関する発言の要旨は次の通り。
どう考えても日本は高齢者、いわゆる65歳以上の人たちが元気だ。全人口の約20%が65歳以上、その65歳以上の人たちは元気に働ける。いわゆる介護を必要としない人たちは実に8割を超えている。8割は元気なんだ。
その元気な高齢者をいかに使うか。この人たちは皆さんと違って、働くことしか才能がないと思ってください。働くということに絶対の能力はある。80(歳)過ぎて遊びを覚えても遅い。遊びを覚えるなら「青年会議所の間」くらいだ。そのころから訓練しておかないと、60過ぎて80過ぎて手習いなんて遅い。
だから、働ける才能をもっと使って、その人たちが働けるようになれば納税者になる。税金を受け取る方ではない、納税者になる。日本の社会保障はまったく変わったものになる。どうしてそういう発想にならないのか。暗く貧しい高齢化社会は違う。明るい高齢化社会、活力ある高齢化社会、これが日本の目指す方向だ。もし、高齢化社会の創造に日本が成功したら、世界中、日本を見習う。(2009/07/25-12:31)
定年まで遊びも覚えず働いてきた人が退職後何か趣味を・・・といっても難しい。そういう人は定年後生き甲斐を見失ってしまう、何か遊びを覚えようとしても何をやったらいいのかわからない、これは有名な話だ。
そういった「働く才能」のある高齢者が、まだまだ活躍できる環境作りをすることで、高齢者に社会に貢献しているという自信・生き甲斐を与え、さらには高齢化社会の中においても国家機能を維持できるだけの税収を確保できる。
これだけの発言からでも、麻生さんがどれだけ日本という国を良くしようと考えているのが読み取れる。なぜ、それがわからない?
追記:
年金・雇用の問題とか、いろいろ解決すべき問題は山積みです。
ですが、この発言の意図としては、高齢者は税金で養われるもの、それを維持することは難しいとずっと叫ばれています。暗く貧しい高齢化社会について悲観するより、明るい高齢化社会、活力ある高齢化社会をつくる方法考えようぜ?ってことだと判断しました。
言葉ってやつは重要ですね。
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