仕事柄、ノートPCは手放せない。
客先で広げてデモ・・・ということはあまりないが、常駐先でもやはり自分のPCで作業をしたほうがずっと効率がよい。
なぜなら、使い慣れたキーボードとそうでないキーボードでは操作時の速度・ストレスが段違いだし、ソフトも自分好みの設定にしてあるほうがなにかと都合が良いからだ。
また、サーバの管理の仕事もしているが、これについては大抵旅行とか遠出をしている時に限って問題が発生し、この対応のため外出先からもアクセス可能なPC・ネット環境が必要なのである。
さらに、いつでもどこでもネットしてたい、ネット中毒者なのも理由のひとつだったりする。 (これが大きかったりして)
そんなわけで、一昨年買ったVAIO SZ-94をとても重宝していたのだが、これが最近故障してしまった。(詳しい方にしか解らないと思うが、「ファンの軸ずれ」である)
HDD、メモリその他の交換などで割と分解してたりして、保証は到底期待できない、自分でパーツを取り寄せて修理・・・とも思ったが、故障箇所に到達するには完全に分解する必要があること、肝心のパーツを国内で調達するには個人輸入するほかないことなどの理由で断念。手放した。
データについては毎日夜間家庭内のデータサーバにバックアップするようにしていたので損失はなかった。
自宅での仕事(夢の在宅ワーク)については、応急処置として、格安サーバ機(3万円弱で買ったもの)を臨時の自宅作業用PCとして転用することにした。
だが、困った。ノートPCがないと外での仕事ができない。
幸いにも、常駐先で普段あまり使っていないPCを使わせて貰うことができたので、当面は凌げるが、いつも使えるわけではないし、なにより申し訳ない。
さらに、借り物のPCでは自分に使いやすい環境を整えられないため効率に影響する。
相当悩んだが、新しいノートPCを月賦で買うことに決めた。(一括は財政状況的に無理)
ついでに、性能的にかなり不満がありメインのPCとしてはちょっと使ってられない臨時自宅作業用PCの問題もなんとかしたい。
ここで、候補として2つの案を考えた。
- メインPCとして使える高性能&軽量ノートPCを買って、当分のメインPCとして使いつつ、性能的に物足りなくなったら外出用のサブとして使う
- 安価なビジネスノートPC(最悪ネットブック)を買って、自宅のメインPCとして、自作またはショップブランドの10万位のそこそこの性能のデスクトップPCを買う
(2)の安価なビジネスノートとしては、NECのVersaPro UltraLite タイプVSがとても気になる。
ビジネスに必要のない性能を犠牲にして、その分薄型・軽量化を徹底、さらにファン等を廃止して堅牢性を高める・・・割り切り方がカッコヨス。
それに加えて、ドスパラあたりの10万ぐらいのデスクトップを買えば、数年は満足だろう。
とかなんとか考えたが、相当悩んだ挙げ句1案を採用し、Thinkpad T400sを注文した。
理由は、VersaPro UltraLite タイプVSではやはり、そのうち性能的な不満が噴出することが予想される上、このThinkpadがスゴイ。
- A4ノートなのに、2kgを切る軽量モデル。なんとか持ち歩ける重さであること。
- 高速なメモリ、CPUと、それを無駄にしない高速な東芝製SSDを搭載すること)
- 堅牢なビジネスノートであること、指紋認証などセキュリティ面もバッチリ。
- キータッチに定評があるThinkpad開発者曰く「歴代最高」なキーボード。
- 英語配列のキーボードへの交換が無償なこと。
- Windows7へのアップグレードが格安で行えること。
など。これで18万(週末特価)は、安い。
「3年は使う」という決意として
- 3年の拡張保証(通常使用中の故障の他、事故・災害・盗難などまで対応)
- 3年ローン
で購入した。
なお少額減価償却資産として全額経費にすることが可能だ。
こういう時、個人事業主って便利。
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